10年かけた宇宙望遠鏡を、一度きりの打ち上げに賭ける8月30日
2026年8月30日、ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡がケネディ宇宙センターから打ち上げられる。視野はハッブルの100倍以上。10年以上かけて組み上げた精密機械を、後戻りできないロケットに載せる一発勝負の工程を追う。
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2026年8月30日、ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡がケネディ宇宙センターから打ち上げられる。視野はハッブルの100倍以上。10年以上かけて組み上げた精密機械を、後戻りできないロケットに載せる一発勝負の工程を追う。
宇宙メディアSORABUMIが解説。JWSTが観測した系外惑星 PSR J2322-2650b の大気には、水でもメタンでもなく分子状炭素が漂っていた。約150個の観測例で初めての検出で、既存の惑星形成モデルでは中身が説明できないという。
系外惑星の大半は姿が写らないのに、なぜ一部だけ直接撮影できるのか。約12光年先でJWSTが捉えた木星の7.6倍の冷たいガス惑星を例に、明るさの差・距離・温度という3条件から直接撮像の意味を解説する宇宙メディアSORABUMIの記事。
Keck天文台のKPICが巨大ガス惑星と褐色矮星(失敗した星)の自転を分光で測定。HR 8799系では3倍以上重い褐色矮星が、軽い惑星より約6倍もゆっくり回っていた。生まれたての惑星の磁場が円盤にブレーキをかけた痕跡と考えられ、自転が惑星と星を分ける手がかりになる。
満月の10分の1ほどの暗闇を11日間見つめ、ハッブルは約1万個の銀河を掘り出した。一方TESSは全天をざっと舐める。なぜ空を調べるのに正反対の望遠鏡が両方いるのか。視野・解像度・露光時間のトレードオフから、宇宙メディアSORABUMIが読み解く。
ISSで部品を交換する船外活動はたいてい5〜8時間。しかも宇宙飛行士は外に出る前に数時間かけて体から窒素を抜き、作業1時間につき約7時間を水中訓練にあてる。宇宙で「直す」とは何かを、宇宙メディアSORABUMIが船外活動の準備から順にたどっていく。
太陽を横切る地球は、明るさをわずか0.008%しか陰らせない。ESAが2027年の打ち上げを目指す系外惑星探査機PLATOは、20万個を超える星でこの一瞬の影を何年も待ちつづける。第二の地球探しがなぜ気の長い作業なのかを、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
太陽は月より約400倍大きいのに、約400倍遠くにあるおかげで、空ではほぼ同じ大きさに見える。だから月は太陽をちょうど隠せる。しかも月は毎年3.8cmずつ遠ざかり、いつか皆既日食は見られなくなる。宇宙メディアSORABUMIがそのからくりを解説する。
巨大ブラックホールは銀河の中心にいるのが常識だった。ところが同じ銀河の中に、中心から約2600光年だけ外れて隠れていた二つ目が、星を1つ飲み込む閃光で見つかった。太陽が天の川の中心から離れている距離の約10分の1。中心に近いのに、ど真ん中ではない。なぜそこにいるのかを追う。
2022年9月、探査機DARTが小惑星ディモルフォスに体当たりし、公転周期を32分も縮めた。この実験の答え合わせに、ESAのヘラが2026年11月に現場到着する。宇宙の防衛が二段構えである理由を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
目に見えないブラックホールは、どうやって見つけるのか。オメガ・ケンタウリの中心で、逃げ出すほど速く動く7つの星が、太陽8,200個分以上の「中間質量ブラックホール」の存在を裏づけた。ハッブルの約20年分・500枚超の画像から炙り出した手法を宇宙メディアSORABUMIが解説する。
系外惑星の大気に生命由来かもしれない分子の兆候が出ても、科学者はすぐ喜ばない。まぐれで起きる確率が約350万分の1を切る『5シグマ』に届くまで、そして期待している自分の確証バイアスを疑い終えるまで、それは『発見』ではない。確からしさの物差しと科学の作法を宇宙メディアSORABUMIが解説する。
48光年先の岩石惑星LHS 1140 bで、ハビタブルゾーンの岩石惑星として初めて大気が確認された。決め手は、上層のヘリウムが宇宙へ逃げていく現場を捉えたこと。宇宙メディアSORABUMIが2026年7月のマイルストーンを読み解く。