死んだ星の隣で、地球の最低気温と同じ冷たさの惑星が回っていた
白色矮星(星の燃えかす)のすぐそばで、木星より大きな惑星WD 1856+534 bが平均約-87℃で回っている。JWSTが直接光をとらえた系外惑星として最も冷たい。飲み込まれる運命を生き延びた惑星の話を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
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白色矮星(星の燃えかす)のすぐそばで、木星より大きな惑星WD 1856+534 bが平均約-87℃で回っている。JWSTが直接光をとらえた系外惑星として最も冷たい。飲み込まれる運命を生き延びた惑星の話を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
系外惑星の発見ニュースの裏で、大気の成分を記録した『スペクトル』を集める図書館がある。2026年1月、そこに一度に468枚が加わり蔵書が約4割増えた。宇宙メディアSORABUMIが、貯めること自体が科学を進める理由を解説する。
宇宙メディアSORABUMIが解説。JWSTが観測した系外惑星 PSR J2322-2650b の大気には、水でもメタンでもなく分子状炭素が漂っていた。約150個の観測例で初めての検出で、既存の惑星形成モデルでは中身が説明できないという。
系外惑星の大半は姿が写らないのに、なぜ一部だけ直接撮影できるのか。約12光年先でJWSTが捉えた木星の7.6倍の冷たいガス惑星を例に、明るさの差・距離・温度という3条件から直接撮像の意味を解説する宇宙メディアSORABUMIの記事。
Keck天文台のKPICが巨大ガス惑星と褐色矮星(失敗した星)の自転を分光で測定。HR 8799系では3倍以上重い褐色矮星が、軽い惑星より約6倍もゆっくり回っていた。生まれたての惑星の磁場が円盤にブレーキをかけた痕跡と考えられ、自転が惑星と星を分ける手がかりになる。
太陽を横切る地球は、明るさをわずか0.008%しか陰らせない。ESAが2027年の打ち上げを目指す系外惑星探査機PLATOは、20万個を超える星でこの一瞬の影を何年も待ちつづける。第二の地球探しがなぜ気の長い作業なのかを、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
系外惑星の大気に生命由来かもしれない分子の兆候が出ても、科学者はすぐ喜ばない。まぐれで起きる確率が約350万分の1を切る『5シグマ』に届くまで、そして期待している自分の確証バイアスを疑い終えるまで、それは『発見』ではない。確からしさの物差しと科学の作法を宇宙メディアSORABUMIが解説する。
48光年先の岩石惑星LHS 1140 bで、ハビタブルゾーンの岩石惑星として初めて大気が確認された。決め手は、上層のヘリウムが宇宙へ逃げていく現場を捉えたこと。宇宙メディアSORABUMIが2026年7月のマイルストーンを読み解く。
何十光年も先の岩石惑星に空気があるかを、人類はどう確かめるのか。惑星が主星の前を横切る一瞬、大気をかすめた光がわずかに欠ける──その「色の指紋」を読む透過分光の仕組みと、地球サイズの惑星だと手がかりがリンゴの皮ほど薄くなる理由を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
ベータ・ピクトリスで3番目の惑星d が直接撮像で見つかった。ところが発見後に過去のデータを見返すと、11年以上前の観測にすでに写っていたという。b の100倍暗いこの惑星が、なぜ長く見逃されたのかを宇宙メディアSORABUMIが解説する。
25光年先で見つかったスーパーアースGJ 3378 bは、母星から地球の約9割の光を受けるハビタブルゾーンのど真ん中にいる。それでも生命探しの鍵は距離ではなく、大気を宇宙へ逃がさず守り切れるか。宇宙の海岸線という新しい物差しを宇宙メディアSORABUMIが解説。
JWSTが超高温の巨大ガス惑星WASP-121bを公転1周ぶん連続観測。858光年先で逃げていく大気が、惑星の後ろだけでなく前にも尾を伸ばす『二重の尾』だと判明した。系外惑星から大気がこぼれる現場を1周通して追った観測を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。
宇宙メディアSORABUMIが解説。190光年先のTOI-1130では、内側を弾き飛ばすはずのホットジュピターのさらに内側で、公転4日のミニ海王星が生き残っていた。JWSTが大気から読み解いた「2つそろって遠くから引っ越してきた」物語。
ESAの宇宙望遠鏡Euclidが2025年3月に天の川中心方向の混雑した星域を撮影した。重力マイクロレンズという「星が星を見つける」手法で系外惑星探索がどう変わるのか、6月24日公開のデータとあわせて解説する。
太陽の約0.4倍しかない赤い小さな星に、ほぼ木星サイズのガス惑星がへばりついている。惑星形成の理論では「存在できないはず」のTOI-5205bを、宇宙メディアSORABUMIが解説。JWSTの大気観測まで予想を裏切った。
NASAのNancy Grace Roman宇宙望遠鏡が2026年8月30日に打ち上げ予定。ハッブルの100倍の視野を持つこの望遠鏡は、暗黒エネルギー・系外惑星・銀河進化の3つの謎に同時挑む。完成から打ち上げまでの現場を追う。
690光年先の巨大惑星WASP-94Abでは、毎朝ケイ酸塩(溶けた岩石)の雲が現れて夕方に消える。JWSTが初めて直接観測した「岩石雲サイクル」と、それが惑星大気研究を塗り替えた理由を宇宙メディアSORABUMIが解説。
2026年6月、ESO/VLTのSPHERE装置が惑星誕生の現場を4年かけて直接観測。原始惑星系円盤の「回転」を初めて映像でとらえ、理論では説明できない複雑な動きが見えてきた。
地球からわずか28光年の赤色矮星Ross 318を周回するスーパーアースが発見された。地球の6倍の質量を持ちながら液体の水が存在できるゾーン内にあり、大気の存在も示唆されている。生命の条件を探す旅がまた一歩進んだ。
AIパイプラインRAVENがNASAのTESS観測データ220万星を解析し、118個の惑星を確認。太陽に似た星の10%が近距離惑星を持つことが初めて定量化された。宇宙メディアSORABUMIがその仕組みと意味を解説。
銀河の星の7割以上を占めるM型矮小星(赤色矮星)。小さくて長命で、地球型惑星を多く持つのに、なぜ生命が育ちにくいのか。頻発するフレアと惑星の大気の攻防を、宇宙メディアSORABUMIが解説します。
太陽系の惑星がどのように生まれたのか、ガスと塵の雲から始まり数億年かけて岩石惑星や巨大ガス惑星が形成される仕組みを宇宙メディアSORABUMIが解説。系外惑星研究が明かす多様な惑星系の姿も紹介する。
宇宙に漂う「はぐれ惑星」とは何か。どこにも属さず銀河を流れる惑星の存在と、2026年に初めて質量と距離の同時計測に成功した観測の話。宇宙メディアSORABUMIが解説。
系外惑星探しでよく聞く「ハビタブルゾーン」。実は星からの距離だけでは決まらない。大気・磁場・自転、そしてゾーンの外にも広がる「内部海」の世界まで、生命が住める条件の本当のところを図解で整理する。
JWSTが超高温の岩石惑星TOI-561 bに厚い大気を検出。恒星のすぐそばで大気が生き残れる仕組みと、この発見が系外惑星研究を根本から変える理由を解説します。
系外惑星が6,000個を超えた今、「第二の地球」は見つかったのか。ハビタブルゾーンの意味、地球との類似度、そしてロマン宇宙望遠鏡が変える探索の未来を整理する。
ベンゼンが宇宙で見つかった。アミノ酸も、核酸塩基も彗星に乗って届く。有機分子は宇宙に珍しくない。それなのになぜ生命は地球だけなのか。材料と生命のあいだにある巨大な壁を、JWSTの最新観測から問い直す。