もうひとつの地球さがし

系外惑星の探索と第二の地球研究。ハビタブルゾーンや生命の条件をやさしく解説。

19本の記事

ハビタブルゾーンにいても空気は残らない──惑星を分ける「宇宙の海岸線」

2026年7月16日

25光年先で見つかったスーパーアースGJ 3378 bは、母星から地球の約9割の光を受けるハビタブルゾーンのど真ん中にいる。それでも生命探しの鍵は距離ではなく、大気を宇宙へ逃がさず守り切れるか。宇宙の海岸線という新しい物差しを宇宙メディアSORABUMIが解説。

WASP-121b、逃げる大気の尾が後ろだけでなく前にも伸びていた

2026年7月13日

JWSTが超高温の巨大ガス惑星WASP-121bを公転1周ぶん連続観測。858光年先で逃げていく大気が、惑星の後ろだけでなく前にも尾を伸ばす『二重の尾』だと判明した。系外惑星から大気がこぼれる現場を1周通して追った観測を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

孤独なはずの巨大惑星に、内側で生き残った小さな相棒がいた

2026年6月19日

宇宙メディアSORABUMIが解説。190光年先のTOI-1130では、内側を弾き飛ばすはずのホットジュピターのさらに内側で、公転4日のミニ海王星が生き残っていた。JWSTが大気から読み解いた「2つそろって遠くから引っ越してきた」物語。

28光年先に「住めるかもしれない」惑星が見つかった ── Ross 318 bの発見

2026年5月28日

地球からわずか28光年の赤色矮星Ross 318を周回するスーパーアースが発見された。地球の6倍の質量を持ちながら液体の水が存在できるゾーン内にあり、大気の存在も示唆されている。生命の条件を探す旅がまた一歩進んだ。

最も多い星は、生命にやさしくない ── M型星のフレアが惑星を焼く話

2026年5月3日

銀河の星の7割以上を占めるM型矮小星(赤色矮星)。小さくて長命で、地球型惑星を多く持つのに、なぜ生命が育ちにくいのか。頻発するフレアと惑星の大気の攻防を、宇宙メディアSORABUMIが解説します。

ハビタブルゾーンって結局なに? ── 「地球と似た距離」だけじゃ足りない話

2026年4月15日

系外惑星探しでよく聞く「ハビタブルゾーン」。実は星からの距離だけでは決まらない。大気・磁場・自転、そしてゾーンの外にも広がる「内部海」の世界まで、生命が住める条件の本当のところを図解で整理する。

生命の材料は宇宙に余るほどある ── それでも地球だけに生き物がいる理由

2026年3月29日

ベンゼンが宇宙で見つかった。アミノ酸も、核酸塩基も彗星に乗って届く。有機分子は宇宙に珍しくない。それなのになぜ生命は地球だけなのか。材料と生命のあいだにある巨大な壁を、JWSTの最新観測から問い直す。