#JWST

「JWST」に関連するコンテンツをまとめました。

34件(記事 34本・小説 0本)

記事

海王星の小さな月ヒッポカンプは、砕けた月のかけらでできた三世代目

海王星の内側には、大きなトリトンとは似ても似つかない小さな月が窮屈に並ぶ。JWSTの赤外線観測で、それらは氷が少なく黒っぽいと判明した。トリトンの捕獲で砕けた元の月が再び集まった二世代・三世代目の姿を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

土星の月タイタン、北の海の上で雲がわき上がる瞬間を初めてとらえた

土星最大の衛星タイタンの北半球で、雲がわき上がる様子をJWSTとケック望遠鏡がとらえた。降るのは水ではなくメタン。約30時間かけて雲を追い、地球の外にも季節と天気がめぐる世界があることを確かめた観測を、宇宙メディアSORABUMIがやさしく解説する。

ブラックホールの0.55光年隣で、死にゆく星が水とちりを作っていた

天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール、いて座A*からわずか0.55光年。銀河でもっとも過酷な放射環境のすぐ隣で、寿命末期の老巨星IRS 3が今も水とケイ酸塩のちりを作り続けていた。JWSTがとらえた宇宙のものづくりの話。宇宙メディアSORABUMI。

海王星の淡い環が30年以上ぶりにくっきり、近づかず撮り直せた理由

1989年にボイジャー2号が間近で撮ったきり、ほとんど見えなかった海王星の淡い環。約45億km離れたJWSTが赤外線でとらえ直すと、メタンで本体が暗く沈み、環と7つの衛星が浮かび上がった。近づかずによく見えた逆転を宇宙メディアSORABUMIが解説する。

銀河の重さは、見えている星ではなく暗い小さな星の数で決まっていた

私たちは銀河の重さを光で量っている。だが光を出すのは一部の大きな星だけで、数でいえば7割以上は太陽より暗い小さな星だ。JWSTの観測をきっかけに、初期宇宙の銀河は見積もりの3〜4倍重い可能性が浮上した。宇宙メディアSORABUMIが解説する。

重い星団ほど早くガスの繭を破って、銀河じゅうを紫外線で照らしていた

生まれたての星団はガスの繭に埋もれ、可視光では見えない。ストックホルム大学主導の研究チームがHSTとJWSTで数千個を調べると、重い星団はおよそ500万年、軽い星団は700〜800万年で繭を破り、重い星団ほど早く抜けて銀河を紫外線で照らしていた。宇宙メディアSORABUMIが解説する。

生命らしき分子が出ても、まぐれ350万分の1を切るまで発見と呼ばない

系外惑星の大気に生命由来かもしれない分子の兆候が出ても、科学者はすぐ喜ばない。まぐれで起きる確率が約350万分の1を切る『5シグマ』に届くまで、そして期待している自分の確証バイアスを疑い終えるまで、それは『発見』ではない。確からしさの物差しと科学の作法を宇宙メディアSORABUMIが解説する。

何十光年も先の惑星に空気があるか、星の光がわずかに欠ける色で読む

何十光年も先の岩石惑星に空気があるかを、人類はどう確かめるのか。惑星が主星の前を横切る一瞬、大気をかすめた光がわずかに欠ける──その「色の指紋」を読む透過分光の仕組みと、地球サイズの惑星だと手がかりがリンゴの皮ほど薄くなる理由を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

ベータ・ピクトリスの3番目の惑星、10年前の写真にもう写っていた

ベータ・ピクトリスで3番目の惑星d が直接撮像で見つかった。ところが発見後に過去のデータを見返すと、11年以上前の観測にすでに写っていたという。b の100倍暗いこの惑星が、なぜ長く見逃されたのかを宇宙メディアSORABUMIが解説する。

重力そのものを望遠鏡にする ── 104億光年先の「早すぎる」銀河団

JWSTが2026年、104億光年先の銀河団XLSSC 122が強い重力レンズを起こしていると確認した。手前の重力が背後の光を曲げて拡大する「重力の望遠鏡」と、密集構造ができるには早すぎる時代にもう完成していた集団の謎を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

WASP-121b、逃げる大気の尾が後ろだけでなく前にも伸びていた

JWSTが超高温の巨大ガス惑星WASP-121bを公転1周ぶん連続観測。858光年先で逃げていく大気が、惑星の後ろだけでなく前にも尾を伸ばす『二重の尾』だと判明した。系外惑星から大気がこぼれる現場を1周通して追った観測を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

謎の赤い点の正体は、ガスの繭をまとった巨大ブラックホールだった

JWSTが初期宇宙で見つけた謎の天体「リトルレッドドット」。2026年6月、その一つGLIMPSE-17775のスペクトルから40本超の輝線と16本の鉄の吸収線が見つかり、正体は銀河ではなくガスに包まれたブラックホールだと判明した。宇宙メディアSORABUMI。

孤独なはずの巨大惑星に、内側で生き残った小さな相棒がいた

宇宙メディアSORABUMIが解説。190光年先のTOI-1130では、内側を弾き飛ばすはずのホットジュピターのさらに内側で、公転4日のミニ海王星が生き残っていた。JWSTが大気から読み解いた「2つそろって遠くから引っ越してきた」物語。

生命の材料は宇宙に余るほどある ── それでも地球だけに生き物がいる理由

ベンゼンが宇宙で見つかった。アミノ酸も、核酸塩基も彗星に乗って届く。有機分子は宇宙に珍しくない。それなのになぜ生命は地球だけなのか。材料と生命のあいだにある巨大な壁を、JWSTの最新観測から問い直す。

← すべてのタグを見る