もしも宇宙で

宇宙で叫んだら聞こえる?ろうそくは燃える?好奇心から生まれる宇宙雑学。

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ろうそくの炎がとんがっているのは重力のせい、無重力では青い球になる

ろうそくの炎が上にとんがるのは、熱くなった空気が軽くなって昇るから。上下のない宇宙では空気が流れず、炎はゆらめきもせずまんまるの青い球になる。おまけにISSでは、消えたと思った火が目に見えないまま燃え続ける「クールフレーム」まで見つかっている。足元の重力が炎の形を決めていた話。

月が消えたら、地球の1日は二度と伸びず、季節までも大きく荒れ始める

月は毎年2.5センチずつ地球から逃げていて、その代わりに地球の1日を少しずつ長くしている。しかも自転軸をまっすぐ近くに支える重しでもある。月がなければ1日は短いまま、季節はもっと荒れていた。夜空のおなじみが、実は毎日の時間と気候を静かに握っている話。

もし地球の自転が止まったら、海は両極へ逃げ赤道に陸が現れる

あなたは今この瞬間、時速1670kmで東へ運ばれている。地球の自転が生む遠心力が海を赤道へ盛り上げているからだ。もし回転が止まれば海は両極へ逃げ、赤道には1周ぐるりと陸がつながる。見慣れた空も海も「回っているおかげ」で今の形をしている、という思考実験。

月が2つあったら夜は明るく、潮は街をのみ込み、やがて地球に環ができる

満月がもう1つ空に増えたら、夜は星が見えないほど明るくなり、潮の満ち引きが重なって海辺の街まで海水が上がってくる。しかも2つの月は長く仲良く回り続けられず、いつか衝突して地球は土星のような環を持つかもしれない。遠ざかり続ける今の1つの月が、どれだけ絶妙なバランスの上に乗っているかという話。