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記事

10年かけた宇宙望遠鏡を、一度きりの打ち上げに賭ける8月30日

2026年8月30日、ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡がケネディ宇宙センターから打ち上げられる。視野はハッブルの100倍以上。10年以上かけて組み上げた精密機械を、後戻りできないロケットに載せる一発勝負の工程を追う。

どんな高性能な新品の望遠鏡でも、10年前の木星の嵐は撮り直せない

世界一の新品望遠鏡を今日打ち上げても、10年前の木星は撮れない。1990年から働くハッブルは、大赤斑の外側の風が2009年から2020年で最大8%速まった変化まで記録していた。望遠鏡の価値を『性能の新しさ』ではなく『見続けた時間の長さ』で測る話を、宇宙メディアSORABUMIが解説する。

落ちかけたNASAの宇宙望遠鏡を、別のロボットが掴んで押し上げに行った

2004年に高度600kmで動き出したNASAのスイフト望遠鏡が、大気の抵抗で400kmまで落ちてきた。このままでは2026年末に大気圏へ再突入する。そこで別のロボット衛星LINKが掴んで元の軌道へ押し上げる、前例のない救出が動き出した。宇宙メディアSORABUMIが解説する。

月着陸ミッションのはずのアルテミス3が、月に降りないことになった理由

2026年6月9日、NASAはアルテミス3の4人を発表した。だが彼らは月面に立たない。地球を約2週間回り、ブルー・オリジンとスペースXの着陸船とドッキング試験をするだけ。月着陸は2028年のアルテミス4へ持ち越された。本番の前にもう一つ本番がある、という宇宙開発のリアルを追う。

月のまわりを回る宇宙駅 ── Gatewayって結局なんのためにあるの?

アルテミス計画の中で、月の表面でも地球の軌道でもない場所に置かれるステーションがある。その名もGateway。月のまわりを楕円で回る小さな拠点は、なぜわざわざそこに作られるのか。ISSとの違いと、NRHOという不思議な軌道の仕組みを解きほぐす。

太陽系に別の星から届いた石 ── 恒星間彗星3I/ATLASがわかってきた

2025年に発見された恒星間彗星3I/ATLASは、なぜ「よそから来た」とわかるのか。双曲線軌道の意味、ʻOumuamuaや2I/Borisovとの違い、ESAとNASAが急いで観測に動いた理由、そして残されたデータが銀河系の惑星形成史解明につながる可能性まで。

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