天王星の2つの外側の環は、まったく別物だった
ケック天文台とJWST・ハッブルの観測で、天王星の最外側の2つの環の組成がまったく異なると判明した。片方は水の氷で青く輝き、もう片方は岩石と有機物の赤茶色。1つの惑星の輪がなぜここまで違うのか。
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ケック天文台とJWST・ハッブルの観測で、天王星の最外側の2つの環の組成がまったく異なると判明した。片方は水の氷で青く輝き、もう片方は岩石と有機物の赤茶色。1つの惑星の輪がなぜここまで違うのか。
国際宇宙ステーション(ISS)は2030年代に退役する。代わりに宇宙に浮かぶのは、民間企業が建造・運営する商業宇宙ステーションだ。宇宙の「民営化」が何を変え、何を変えないのかを宇宙メディアSORABUMIが解説する。
銀河の星の7割以上を占めるM型矮小星(赤色矮星)。小さくて長命で、地球型惑星を多く持つのに、なぜ生命が育ちにくいのか。頻発するフレアと惑星の大気の攻防を、宇宙メディアSORABUMIが解説します。
太陽系の惑星がどのように生まれたのか、ガスと塵の雲から始まり数億年かけて岩石惑星や巨大ガス惑星が形成される仕組みを宇宙メディアSORABUMIが解説。系外惑星研究が明かす多様な惑星系の姿も紹介する。
夜空に光る星が青や赤に見える理由、実は「見た目の色」は星の温度そのもの。青い星は熱くて短命、赤い星は冷たくて気の遠くなるほど長命——星の色が一生を決める仕組みを宇宙メディアSORABUMIが解説する。
毎年5月、地球はハレー彗星が残したゴミの山を突き抜ける。エータ・アクアリイド流星群が南半球でより豪快に見える理由と、流星が大気を焦がす仕組みを宇宙メディアSORABUMIが解説する。
宇宙に漂う「はぐれ惑星」とは何か。どこにも属さず銀河を流れる惑星の存在と、2026年に初めて質量と距離の同時計測に成功した観測の話。宇宙メディアSORABUMIが解説。
2026年春、肉眼で見える彗星が太陽系に帰ってきた。前回の接近は18万年前で、今回限りで二度と戻らない。なぜ彗星はこれほど人を惹きつけるのか。観測の仕方と彗星という天体の素顔を一緒に考えたい。
天王星と海王星は「氷の巨人」と呼ばれるが、内部には固体でも液体でもない奇妙な物質状態が存在する可能性が出てきた。炭素は動かず水素だけが螺旋状に流れる「超イオン状態」が、2惑星の謎の磁場を説明するかもしれない。
天の川銀河を取り巻く高温ガスの層が、南半球側だけ約12%高温だとわかってきた。原因は近くを通る衛星銀河の重力。1億年かけてじわじわ進む銀河スケールの圧縮現象を読み解く。
人類が最初に確認したブラックホール、Cygnus X-1から光速の半分で噴き出すジェットが、太陽1万個分のエネルギーを持つことが初めて直接測定された。18年の観測と「踊るジェット」が明かした宇宙の仕組みとは。
ESAとJAXAが2025年3月に月・火星探査の協力強化を宣言した。月に48か国が集まる理由は「平和の理念」だけではない。費用・技術・政治という三つの力学から、宇宙探査の国際協力を読み解く。
銀河J1007+3540の中心で、1億年間眠っていたブラックホールが突然ジェットを噴き出した。古い痕跡と新しい噴出が重なる奇妙な姿を電波望遠鏡が捉えた。ブラックホールはなぜ眠り、なぜ目覚めるのか。
地球から12光年のEpsilon Indi Abを観測したJWSTが、予測を外れた水氷の雲を発見した。系外惑星の大気モデルが根本から問い直されている話。
2015年、人類は初めて宇宙の「揺れ」を検出した。重力波とは何か、どうやって測るのか、そして何がわかったのか。光では見えなかった宇宙の正体に迫る。
NASAのキュリオシティが火星の岩から21種の有機分子を検出した。うち7種は火星で初めて見つかる分子だ。生命の証拠ではない。しかしその岩は、生命が存在できる化学環境を35億年も保存していた。
複数の火星探査機が太陽嵐の到達を同時観測した。磁気圏を失った火星では、地球の何倍もの放射線が表面に降り注ぐ。火星有人探査の最大の障壁を探る。
太陽から流れるイオンが宇宙の水素と衝突するたびにX線が生まれる。eROSITA望遠鏡が初めて太陽系自体の輝きを深宇宙の信号から切り分けることに成功した、その仕組みと意味を解説する。
2026年打ち上げ予定のNASA・Nancy Grace Roman宇宙望遠鏡は、ハッブルの約100倍の視野を持ち、一度のシャッターで月5個分の空を撮影できる。ダークエネルギーの謎から系外惑星まで、宇宙観測を根本から書き換える望遠鏡の話。
JWSTがGJ 9827dの大気の97%以上が水蒸気であることを確認。岩石惑星でもガス惑星でもない第3の惑星タイプ「スチームワールド」の発見は、系外惑星研究の常識を塗り替えた。
宇宙で最も明るい天体「クエーサー」が2つ並んで見つかる現象は、銀河同士の巨大な合体の証拠だ。宇宙誕生から9億年後の空を見せるこの発見が、銀河の成長史をどう書き換えるかを解説する。
地球から97光年先の惑星GJ 9827 dは、大気のほぼ全てが水蒸気という異形の天体だ。岩石でも氷でもガスでもない、惑星の第4のカテゴリが観測で確認された経緯と、その意味を解説する。