無重力で育てた抗がん剤キイトルーダの結晶が、点滴を一本の注射に変えた
重力があると結晶は沈んで偏り、粒がそろわない。だから製薬会社メルクは抗がん剤キイトルーダの結晶を国際宇宙ステーションで育てた。宇宙では39マイクロメートルの均一な粒がそろい、その成果が点滴を皮下注射に変える注射薬につながっている。宇宙の地味な実験は、もう地上の患者の腕に届いている。
「宇宙 日常 つながり」に関連するコンテンツをまとめました。
2件(記事 2本・小説 0本)
重力があると結晶は沈んで偏り、粒がそろわない。だから製薬会社メルクは抗がん剤キイトルーダの結晶を国際宇宙ステーションで育てた。宇宙では39マイクロメートルの均一な粒がそろい、その成果が点滴を皮下注射に変える注射薬につながっている。宇宙の地味な実験は、もう地上の患者の腕に届いている。
国際宇宙ステーション(ISS)は2030年代に退役する。代わりに宇宙に浮かぶのは、民間企業が建造・運営する商業宇宙ステーションだ。宇宙の「民営化」が何を変え、何を変えないのかを宇宙メディアSORABUMIが解説する。