赤い星ほど冷たく、青白い星ほど灼熱——星の色は表面温度の目盛りだった
蛇口なら赤はお湯、青は水。でも夜空では逆で、赤い星はおよそ3,000度とぬるめ、青白い星は3万度超の灼熱だ。太陽はその中間の黄色で約5,500度。星の色は好みでも派手さでもなく、表面温度をそのまま映した目盛りで、オリオン座の赤いベテルギウスと青いリゲルなら肉眼でも温度差が読める。
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蛇口なら赤はお湯、青は水。でも夜空では逆で、赤い星はおよそ3,000度とぬるめ、青白い星は3万度超の灼熱だ。太陽はその中間の黄色で約5,500度。星の色は好みでも派手さでもなく、表面温度をそのまま映した目盛りで、オリオン座の赤いベテルギウスと青いリゲルなら肉眼でも温度差が読める。
太陽の光が地球に届くのに約8分。でも隣の恒星プロキシマ・ケンタウリの光は、4年以上かけてやっと届く。夜空に見えるのは全部ちょっと昔の姿で、今まさにそこで起きていることは誰にも見えない。約40兆km先の「過去」を、わたしたちは毎晩見上げている。