#宇宙飛行士

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宇宙に行くと顔がむくむ──頭に集まった体液が、長期滞在者の7割の目を押す

地上では脚にたまる体液が、無重力だと行き場をなくして頭へ上がる。宇宙飛行士の顔がむくみ脚が細くなるのはこのため。やっかいなのはそれが目まで押すことで、4〜6か月の滞在では約7割に視神経のむくみなどの変化が出ると報告されている。

宇宙では涙がこぼれない──体を洗うのはコップ1杯、尿も飲み水に戻る

無重力では水は下に落ちず、表面張力で丸い玉になって漂う。だから泣いても涙は頬を伝わず、目のまわりに溜まっていく。体を洗うのはコップ1杯ぶんの150〜200mL。しかも尿や汗、吐く息の湿気まで集めて98%を飲み水に戻している。蛇口の水が落ちるのは、当たり前じゃなかった。

宇宙にしばらく住むと体は宇宙用に作り替えられる──骨は毎月1%減る

無重力に入ると体液が頭へ流れて顔がむくみ、脚は細くなる。心臓は形を変えてサボりはじめ、体重を支える骨は『もう支えなくていい』と毎月1〜1.5%ずつ溶けていく。背骨は伸びて背が高くなり、目の見え方まで変わる。体が地上仕様を勝手に解除していく、宇宙飛行士の体の話。

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